こんにちは、この記事ではWOWOW制作「震える牛」をAmazonプライムビデオで視聴したわたしが感想や内容を紹介します。
WOWOWドラマは、視聴者から視聴料をもらって運営しています。
企業からスポンサー料をもらって制作する民放ドラマとは根本的に違います。
よってWOWOWんの場合はスポンサーを気にしなくて済みますので企業や警察の不正を暴くというような内容を遠慮なく扱っています。
同じように視聴料で制作しているNHKのドラマも面白いですがWOWOWドラマの方がよりリアルに描いている印象です。
一方のAmazonプライムビデオは、少し古くなったWOWOWドラマが格安で視聴できるのでおすすめです!
最新作はWOWOWでしか視聴できません。
気になる方はWOWOWをチェックしてみてくださいね。
オリジナルドラマだけではなく最新の海外ドラマも視聴できます。
ミタマロ
そしてAmazonプライムビデオの視聴方法です。
わがやの場合はインターネットテレビではありませんが「Fire TV stick alexa対応」を接続してAmazonプライムビデオやTver、YouTubeを視聴しています。
ミタマロ
この子がうちに来てからは、ますますドラマが面白くなりました。
Wi-Fi環境とHDMIポートのあるテレビがあれば接続できます。
「震える牛」とは?
2013年6月16日~7月14日に放送されたWOWOW制作ドラマ
テーマはBSE問題と食品偽装問題を上手くミックスさせた社会派サスペンスドラマ。
原作は相場英雄氏による推理小説です。
実際にあった話をそのままというわけではなく、過去にあったBSE問題と食品偽装問題をある殺人事件にうまくミックスさせて作られたドラマです。
「震える牛」キャスト
三上博史、吹石一恵、平山浩行、木村文乃、温水洋一、白石美帆、小野寺昭、遠藤要、田中幸太朗、竜雷太、羽場裕一、佐野史郎、古田新太、小林薫
「震える牛」感想は?
沈まぬ太陽や空飛ぶタイヤ同様に、「人間不信になりそう」です。
BSE問題の場合は、自分の牧場からBSEの牛を出したと世間に分かってしまうと、牧場はつぶれる可能性があがります。
それどころか、近隣の牧場にも迷惑がかかってしまうと考えて、公表するのを躊躇してしまう気持ちはわからなくはない。(殺人は論外だけど)
それよりも食品偽装をした古田新太さん演じる食肉加工会社「ミートボックス」の社長がとにかく怖かった。
腐った肉を格安で買いとって添加物でごまかし、ウサギや豚や鶏肉食用ねずみを混ぜて牛肉100%ハンバーグとして売り出す。
成形肉を100%牛肉のステーキとして売り出します。
そこには罪悪感が微塵も感じられなかった。
ドラマでも勇気ある元社員が告発しようとしても拉致される始末。
スーパー側もミートボックス社の不正を気づいていて契約を打ち切ろうとするが逆に脅されて再び契約させられる。
2000年以降、「食の安全」と声高らかに言われていた時期がありました。
2001年のBSE事件、2002年の牛肉偽装事件、牛ミンチ偽装事件等、牛肉に関する事件が発覚した当初は騒がれていたけど人もマスコミもすぐに忘れてしまいますね。
WOWOWやNHK等でこういう社会派ドラマ、どんどん作って欲しいと思います。
残念なのが、このドラマは実際起こった事件をそのまま描いているわけではありませんのでいまいちリアリティーがない印象でした。
ミステリーとしても「こんな理由だけで人を殺しちゃうの?」って感じで残念でした。
さいごに
こういうドラマはちょっと見るのがしんどいという意見もあると思いますが、このドラマは実話ではなくサスペンスが入っていて見やすくなっていたと思います。
「しんがり」や「沈まぬ太陽」のように実話物が大好物のわたしには物足りない印象でしたがドラマとしてはすっきりと解決してくれたので後味がよかったです。
消費者やマスコミが知ることや疑う事をやめてしまうと、また恐ろしい加工食品が流通してしまうかもしれないので色んな人に見てもらいたい作品だと思います。
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