子供が生まれて4歳くらいまでは
ミタマロ
と考えていたわたし達夫婦ですが、
「英語が話せるようになった方が将来困らないよね。」
「音楽ができた方がいいからピアノかバイオリンを」
「運動ができた方がいいから体操教室やスイミングやサッカーは必須だよね」
「計算ができた方がいいから算盤か公文を」
「公立より私立の方が良い教育をしてくれるのかな?」
こんな感じで欲が出てきてしまいました。
これら全てをしたわけではないけど習い事は多めだったわがやです。
現在、2人とも私立中高一貫校に通っていて月に教育費が14万円くらいかかっています。
ミタマロ
子供の成長期にも限りがあり、教育費を掛けられるのは期間が決まっているからある程度は掛けた方がいいと思います。
だけど習い事のし過ぎは家計にも子供にも負担がかかります。
そこで提案したいのは、ルールを決めておくことです。
わがやの習い事ルールはこんな感じでした
- 自分が大好きで習っている場合は、練習(勉強)を一生懸命するうちは行かせてあげること。
- 小さすぎるうちはコスパが悪いので大きくなってから。
- スイミングはあらかじめ「クロール・背泳・平泳ぎ」ができることをゴールにする。
- ピアノは、好きではないなら楽譜が読める程度までさせる。ブルクミュラーくらいのレベルまで。というようなゴールを決めておく。(辞めたい場合は頑張ってくれる)
- 公文や算盤(計算)は分数が考えずにすいすいと解けるまで。(自宅でドリルをしてもいい)
- 中学受験は5年生からの通塾にし、短期決戦でメリハリをつける。
こんな感じに設定していました。
ゴールを決めてあげると途中でやめてしまったという挫折感を味わうことがないというメリットがある反面、そこまででいいやと思ってしまうデメリットもありますが、子供が本当に好きなら続けたいと言ってくれますのでその後も続ければいいと思います。
あくまで個人的な感想ですが、ベビー公文やベビースイミングなどはコスパが悪すぎると思います。
英語も耳をならすためというなら、書店で売っている英語の童話を聞かせるだけでも充分です。
もっとお金をかけないように、NHKの英語であそぼうを見せるのもいいと思います。
ラジオ講座の基礎英語をかけておくのもいいと思います。(ラジオが無くてもパソコンでらじるらじるというサイトを開けば簡単に聞けます。)
1番上手くなりやすい時期に習い始めると、本人もそれほど苦労しなくて済みます。
本格的に文法を習い始めるのが中学生からになっているのは、普通の能力の子にとって、小さいころから理解をするのが難しいということではないでしょうか。
無意味ではないけど、時間がかかってコスパが悪いということです。
4歳の子にとって英検4級はしんどくても、小6の子にとっては難しくありません。
ただし、英検は中学受験時に加算点がもらえる学校が増えていますので取っておいた方がいいかもしれません。
それも中学受験をする場合にというだけです。
そうでなければ中学生になってから取れば本当に簡単に感じます。
中学受験の塾も浜学園の場合は1年生から入れますが、必要なのかは疑問です。
普通は4年生から通い始める子が多いので、心配なら4年生から。
5年生の途中からでも充分だったなあという印象でした。
むしろ、みんなより少し遅めに入っているからと頑張ってくれていました。
最難関レベルの中学校の場合は事情が違うのかもしれませんが、浜学園に5年生の終わりごろに入って関西最難関の男子校に合格していた子もいましたので早ければいいというものでもないのだと思います。(地頭がよかったというのもあります)
入塾前にしっかりと計算力や語彙力はつけて入った方がコスパはいいと思います。
小さいうちは、図書館で好きな本を読んだり、塾で何時間も勉強できる体力をつけたり、計算力をつけたり。
この程度でも充分かもしれませんね。
余裕があればお散歩の時には道に咲いている花や昆虫を見せたり、星を観察したり、体の話をしたりと理科分野にも興味がわくようにしてあげるといいかもしれません。
図鑑を買って一緒に見たりしてもいいですね。
小学生になればドラえもんの科学ワールドを一緒に読んでもいいと思います。
このシリーズの知識量はすごいです。
小学生の時が貯め時!は本当
お金のことは、事情が家庭によって色々違うとは思いますが、小学生のうちに貯まらない場合は家計を見直した方が良いと思います。
わがやの1年間の目標金額はざっくり200万円でした。(住宅ローンは支払い済み&専業主婦&大きい出費(車等)があると、ここから出しています)
息子が小5までは達成することができましたが、小6からは厳しかったです。
浜学園は小6の1年間で100万円以上はかかったので、貯蓄は180万円弱になってしまいました。
現在では1年間で150万円が貯まればいいところです。
いつの間にか目標も150万円になってしまいました。
ミタマロ
年収は少しずつ増えていますので、教育費だけではなく、子供の成長によって小遣い・食費・被服費が増えているのです。
ここから大学生に入るまでは同じような家計状況が続きますし、大学生になると貯蓄ができないどころか、これまで貯めてきた貯蓄や投資してきた金融資産を吐き出すことになると思います。
自宅からの通い、国立(公立)大学に行ってくれれば今と同じ生活ができると思いますが…
夫の年収次第では奨学金を借りることはできないだろうし、そもそも社会人1年目でいきなり借金を背負わせたくない。
女性
事情や価値観はそれぞれですが、わたしの場合は、親にしてもらったことを子供にも同じようにという考えです。
自分は奨学金を借りずにすんだし、学生のうちの年金も支払ってもらっていたのでそうするのが子供を生んだ時からの目標でした。
家計の見直し具体例
減らす
通信費を面倒がらずに安くする(楽天モバイル・アハモ・マイネオ等)
ペット保険は最低価格にするか、解約して貯蓄か投資にまわして病気に備える。
自動車保険やその他の保険を見直す。
使わなくなったサブスクはどんどん解約する。
楽天経済圏等の利用。
増やす
iDeCoとつみたてNISAで資産形成をする。(ドルコスト平均法で)
余裕資金は高配当米国ETFなどに投資し、配当や分配金を少しずつ増やしていく。(不労所得)
妻が働く(自宅でも仕事できます。)
コスパのいいポイ活を取り入れる(固定費や投信のクレカ払いや投信積み立てマイレージの利用等)
ミタマロ
さいごに
子供には向き・不向きがありますし、好きなことと嫌いなことがあります。
好きなことで向いていることはどんどんさせてあげる。
親がさせたいけど子供が嫌いで向いていないことはあきらめる。
どうしてもしておいた方がいいと思うものはだらだらと習わせずにゴールを決めてあげる。
こうして割り切ると、家計にとっても子供にとってもいいと思います。
続けることが大事だと教えたいからという意見もありますが、全部の習い事を続けさせるのではなく、向いているものを続けさせてあげて、やめる時にも努力をほめてあげればいいのではないでしょうか?
そして何より、嫌がる子を習い事に連れていく親のストレスもなくなります。
ミタマロ
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