こんにちは、WOWOWオリジナルドラマにはまっているミタマロです。
この記事ではWOWOWドラマ「石つぶて~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち」の感想を紹介します。
もくじ
WOWOWオリジナルドラマ「石つぶて~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち」とは?
「しんがり」の著者でもある清武さんのノンフィクション小説をWOWOWがドラマ化した作品です。
全8話ですが、途中飽きることなくドキドキしながら視聴できました。
著者「清武英利さん」は凄すぎる経歴の持ち主!
立命館大学卒業後1975年、読売新聞社で警視庁や国税庁を担当し、第一勧業銀行総会屋事件、山一證券破綻をスクープ
読売巨人軍取締役球団代表(局次長相当)・編成本部長に就任し育成選手制度を創設
球団会長の渡辺恒雄氏をコンプライアンス違反で告発する。その後解任される。
著書
・しんがり山一証券 最後の12人⇒WOWOWがドラマ化
・切り捨てSONYリストラ部屋は何を奪ったか
・プライベートバンカーカネ守りと新富裕層
・石つぶて~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち⇒WOWOWがドラマ化
他
「石つぶて」のキャストは演技派ばかりでしらけない&渋い!
佐藤浩市、江口洋介、萩原聖人、飯豊まりえ、北村一輝、佐野史郎
細田善彦、矢島健一、小野了、おかやまはじめ、佐藤銀平、竹中寛幸、岡安泰樹、北出寛、石田亮介、早出明弘、三浦誠己、迫田孝也、生島勇輝、菅田俊、山田明郷、田中健、羽場裕一、清水申、津嘉山正種、吉村優花、藤田宗久、浜田晃、笹野高史、奥田洋平、福本伸一、石崎なつみ、藤本沙紀、大場泰正、菊池均也、水間ロン、中野剛、松澤一之、真飛聖、小松彩夏、弘中麻紀、橋本拓也、川島秀明、小関昇悟、他
江口洋介さんは大好きだけど今回のキャラクターはちょっと合ってなかったかな。
どちらかというとクールな役の方が似合うかな。
ミタマロ
佐藤浩市さんは渋かったですね。
我が道行く感じがすごく似合っていましたね。
飯豊まりえさん、やる気満々のキャラなのにうっとうしくなかったです。
彼女の持つフレッシュで爽やかな雰囲気とキンキンしていない可愛らしい声と上品な顔立ちのお陰かな。
そして北村一輝さんは流石でした。
上司に忠実で仕事ができる顔。女性に甘える顔。取り調べで強気だったのがどんどん憔悴していくシーン。
あんなに悪い事したはずなのに、どこか憎めない同情してしまうキャラクターを見事に演じていましたね。
ミタマロ
ネタバレあり「石つぶて」ストーリーの感想は面白い!
まず、警視庁捜査二課が面白かった。
警視庁の職場にはキャリアの官僚が混じっている。
萩原聖人さん演じる司馬遷好きの課長と細田善彦さん演じる、実は英語ペラペラの若くして管理官。
ところどころ上手く官僚あるあるも入っていました。
実際に地方の市役所や県庁なんかにもキャリア官僚が出向してきたりしますが、30歳くらいでいきなり部長級(地方のノンキャリア職員が50代以降につく役職)です。
官僚のほとんどが東大卒のエリートなのでそれほど経験がなくても知識や記憶力が半端じゃない。
そしてキャリアとして採用されると出世のスピードが普通の公務員とは違います。
頭脳も違って仕事も何倍もするけど地位も権利も約束されているのでしょうね。
ドラマの中でもその差は歴然としています。
キャリアとノンキャリの間には埋めることができない差があるんだと思います。
真瀬はノンキャリアでありながら、キャリアと一緒に働いていると、まるで自分も特別な人になったように思ってしまったのかもしれません。
分かりやすくお金と女性に溺れてとんでもない大金を横領し、使い込んでしまう。
さいごに:やっぱりWOWOWの社会派ドラマは面白かった
このお話がノンフィクションというのが信じられないというのが感想でした。
横領をしていた真瀬というより、キャリアの人、政治家は信用できないと思ってしまいました。
沈まぬ太陽もこの作品でも、女性にキャリア官僚を接待されてました。
政治家は自分の権力や資金源を守るのに必死なんだなあ。
ミタマロ
偉い人がそんなんじゃ、世の中よくなっていかないよね。
もっとこういう作品作って欲しいなあ!!!
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