「国語力って算数の読解にも必要らしいけど、どうもうちの息子は苦手っぽいな」
「公文の国語って効果があるのかな?」
「4年生からは中学受験の勉強をするから公文よりもっと難しい勉強をさせるべきかな?」
こういう悩みは本当によく聞きます。
ミタマロ
うちの息子が中学受験の勉強を始めるまでの間、公文の国語を学習していた経験からそういったお悩みにお答えします。
公文式とは?
公文は、創始者の公文公(くもんとおる)が「子どもに勉強でムダな時間を使わせてはいけない」という思いから作られた効率のよいプリント学習です。
その主な特徴は以下のとおり
・算数(数学)、国語、英語の3教科(1教科だけでもよい)
・自習でできる教材
・大きな目標(最終教材)を立てて、小さな目標(毎日〇枚ずつ)をこなしていく。
・宿題は毎日決まった枚数のプリントをこなし、教室は週に2回(1教科30分ほど)
これによって、コツコツとプリントを続けていくと、子どもによっては学年を大幅に超えた学習も可能です。
小学生でも微分・積分などの問題が解けてしまうんです。
公文の国語はどんな教材?
公文の国語教材は、10枚が基本のセットになっています。
10枚は多いと感じると思いますが、教材が進んでいけば、1日5枚ずつという風に、教材を減らすことができます。
公文のプリントは、1枚が小さいので無理なく解けると思います。
それでも個人差があって、こういうプリントをする事自体が辛い子もいると思います。
その場合は嫌にならない枚数で調節してあげるといいと思います。
自分で黙々と解いていける子はいいのですが、つまづいてしまった場合には一緒に声に出して読んであげてもいいと思います。
公文の教材は3教科ともそうだと思いますが、得意な子はどんどん進んでいき、苦手な子は嫌いにならないように少しずつ褒めながら進んでいくのがおすすめです。
漢字、語句⇒文章問題という流れにはなっています。
漢字は多く出会うと定着しやすいです。
公文で覚えられなくても学校で学習した時に思いだせるので覚えやすくなります。(逆もしかり)
国語教材(小学生)では、低学年教材では文章の骨組みを押さえる練習をし、高学年教材では徐々に把握する範囲を広げていきます。
その後の文章題では、文章を正確に読み取る力を養うような構成になっています。
1つの文章を使って、表と裏で別の問題を出題します。
教材が進むと、文章を縮約するトレーニングをしていきます。
複雑な文章を読み解く方法を、図式を用いてキーワードを見つけ、言葉の関係性が理解できるように導くような教材になっています。
繰り返し色々な文章を縮約する事で読解力をつけていくという他の教材とは違う構成になっています。
読書では国語は得意にならないの?
国語に基本は読むことなので読書によって読解力はつきます。
ただし、良い本を効率的に読むのは難しいですし、読むだけでは教材での学習のような気づきがない場合があります。
生まれつき国語のセンスが抜群な子もいますがそうではない場合は、読書と公文(他の教材でも)をすることで効率よく国語力がアップしていきます。
ピアノでもスポーツでも、指導者による技術的な指導と、自主練習によって上達します。
それと同じで読書と読解力を導いてくれる国語教材が必要だということです。
読書だけのトレーニングだと勝手な解釈をしてしまいますし、得意な分野と苦手な分野が出来てしまいます。
正しい読解力を身に着けるのに、公文と読書が有効だと思います。
さいごに
公文の国語が重要だということをお知らせしてきましたが、金額面でどうしても無理だという方は、市販のドリルで学習してもいいと思います。
市販ドリルでオススメなのは出口式の論理エンジンを使っての国語トレーニングです。
ミタマロ
有名な大手の塾でも論理エンジンを使っているほど良い教材です。
国語の苦手なお子さんの場合、学年1つか2つ下の教材でスタートしてもいいかと思います。
もちろん市販の公文のドリルもおすすめです。
もし、国語や算数苦手ではなく、むしろ得意なお子さんにはZ会がおすすめです。
中学受験講座も充実していますので、中学受験するかどうか迷っている方は通塾前にZ会で勉強しておけば、何年生で入塾しても安心だと思います。
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