わたしは、現在「専業主婦」です。
ありがたいことに、専業主婦は自分で支払わなくても国民年金の部分はもらえます。
つまり、老後は夫の国民年金、厚生年金、わたしの国民年金とわずかな厚生年金(10年だけかけました)と貯蓄を切り崩しながら生きていくことになります。
おそらく2人で25万円ほどではないかと思います。
女性
ミタマロ
夫が先に亡くなったらどうなるの?
そこで、現在はわたしの名義で「個人年金・変額年金」夫の名義で「iDeCo」と2人それぞれが投資信託を毎月積み立ててます。
その中でも変額年金は、ソニー生命の変額年金保険を掛けています。
なんとなく勧誘されて入ってしまったこの変額年金保険は必要なのか他にもっといい積立があるのかどうか。
さらに定額年金との違いとどちらが良いのかをご説明します。
ソニー生命の「変額年金保険」は投資信託のような年金
投資信託を積立購入するのに近いです。
60歳まで積み立てて、その後、10年間かけて、年払いか月払いで、年金が支給されます。
運用実績が3.5%を上回ると、基本年金額よりも多く貰え、3.5%を下回ると基本年金額よりも少なくなります。
投資先を選んで、自分で好きな配分に設定できます。
投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018が発表されたので2017と比較してみました。投資先は全部で8種類
投資先に加えて、ソニー生命で契約した時に、説明していただいた文言を覚えている限り、書いておきます。
投資先 | ベンチマーク・特徴 | ソニー生命担当の方の説明 |
株式型 | 日経平均(日経225) | 少し入れておいてもいいと思いますよ。日本株は、長期間で見ると心配なので、途中で配分少なくしてもいいかもしれません。 |
日本成長株式型 | TOPIX(配当金込) | 株式型と同じ |
世界コア株式型 | MSCIワールド・インデックス(配当込・円ベース) | 世界株式型と似たような動きですが、世界株式型の方が、ファンダメンタルズ分析されていておすすめかな。 |
世界株式型 |
MSCIワールド・インデックス(配当込・円ベース) |
僕は、これに100%全力投資しています。ネスレのような、生活必需品メーカーへの投資の割合が多く、絶対になくならないです。世界では人口が増え続けていますから!!今までの実績でも3.5%なんて、軽く超えていますから。(この後も良さを語ってくれました) |
債券型 |
ベンチマーク無し 円貨建債券を中心にポートフォーリオ。 |
個人的にはおすすめしません。でも、60歳近くなってきたら、リスクを減らすために、国内債券だけにする方がいいでしょうね。 |
世界債券型 | FTSE世界国債インデックス(ヘッジなし・円ベース) | 個人的にはおすすめしません。 |
総合型 | なし | 個人的にはおすすめしません。 |
短期金融市場型 |
短期金利(無担保コール翌日物など) 国内の金利の変動・債券発行体の財務状況の変化 |
絶対おすすめしません。 |
わたしが設定している配分
ミタマロ
ソニー生命の方も、そうしていると言われていたので、100%世界株式型にして、変更していません。
世界株式型は、モルガンスタンレーに投資顧問を任せ、ファンダメンタル分析をして投資をする「アクティブ運用」です。
決して保険屋さんに押し付けられたわけではありませんが、後で調べると成績もいいし評判もいいようでした。
ミタマロ
下の騰落率グラフは2020年8月のものですが、世界株式を選んだのは正解かと思いました。
ミタマロ
定額年金との違いは2つ
定額年金
- 定額年金は、もらえる金額が大体決まっているし、最低保証がある。
- 「個人年金保険料控除」の対象になる。
少しでも節税したいですよね。
変額年金
- 変額年金は運用が失敗するリスクもあるし、運用に成功して、大幅に増える場合もある。
- 「一般生命保険料控除」の対象になる。
他の生命保険も加入していたら、上限に達してしまうので、無意味になってしまう。
つまり定額年金と変額年金の違いは
・変額年金はハイリスクハイリターン、定額年金はローリスクローリターンである。
・変額年金は一般生命保険料控除の対象になり、定額年金は個人年金保険料控除の対象になる。
こういう違いがあります。
ミタマロ
ちなみに全額控除対象になり、運用利益の税金も非課税というお得な確定拠出型年金もしています。
ソニー生命変額年金保険のまとめ
変額年金を掛けていくよりも手数料の安い投資信託を積み立てた方ががいいんじゃないの?という意見もよく聞きます。
手数料や手軽さの面ではその意見が正しいと思いますが、変額年金保険にはメリットがあります。
・契約者が重度障害状態・身体障害になった場合にそれ以降の支払いが免除されるというメリット。
・途中解約すると損をするので積み立てを継続しやすい。
投資信託の場合は少し利益が出ると売りたい衝動に駆られてしまう場合があります。
実際何回も売ってしまって後悔したことがあります。
投資信託やETFはお手軽に売買できることがメリットにもデメリットにもなりえます。
運用がうまくいくことを期待して、積立続けたいと思います。
55歳から60歳までのうちに債券等の安定した投資先に変更すれば受け取り前に大幅に下落してしまうリスクを避けられそうなので忘れないように変更しようと思います。
投資信託と同じように、下がった時にも同じ金額分を積み立てますので、口数が増えてくれます。(ドルコスト平均法)
現在のところ運用実績は13.02%です。(2016年1月から)
わたしが購入している投資信託もこれくらいの成績です。
ミタマロ
がん保険の必要性を書いています
【体験談】専業主婦にガン保険は必要か?必要な保障を説明します。
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