こどもにおすすめ歴史本7選

母を亡くしてから母の夢を見なくなった不思議なお話

こどもの頃、母がサムライに足を刀で切りつけられる夢を見ていました。

毎回同じ場所、同じサムライに同じところを切りつけられる。

それは大人になってからも続きました。

その夢を何回見たのかわかりません。

思い返すと、その夢を見始めたのにはきっかけがありました。

夢を見るようになったきっかけ

その夢を見るようになったのは、家族、親戚で一緒に中華料理店で食べた帰りに母が50㎝くらいある段から落ちて怪我をしたことでした。

普段、そそっかしくもなかった母が怪我をしたのはわたしにとっては初めての出来事で、そうとうショックな出来事でした。

じゃりの上に落ちた母のスネは、切り傷ができていました。

かなり強くうちつけたのか、翌日には大きなアザになっていました。

こども心にとってもショックな出来事だったんです。

母にも父にも「お母さん大丈夫??」と何回もしつこく聞いたのを覚えています。

その夜、2段ベッドで泣いていたわたしに、兄は「普通に考えてうっただけだから大丈夫」と言ってくれました。

その当時、高学年くらいだった兄は、低学年のわたしより、かなり冷静だったのでしょう。

そして、その日からか、翌日からかははっきりと覚えていませんが、あの夢を見るようになったのです。

黒いハカマを着たサムライが、母のスネを切りつける。

やめてー!!とわたしが言っても声は届かない。

いつもそこで目が覚めて朝が来るのでその続きはわからない。

同じような体験をした人、している人っていないでしょうか

こういう夢は、きっと強い不安感から見てしまう夢なんでしょうね。

わたしが複数回見る夢は他にもあったけど、この夢ほど見た夢はない。

空を飛ぶ夢、数字に追いかけられる夢、息ができなくなる夢等々あったけど、母がサムライに切られる夢は1番辛かった。

それだけ母が怪我をしたことが、幼いわたしにはショックだったのでしょう。

母が亡くなってから5年は母が夢に出てこない

母が亡くなってから、その夢はぱったりと見なくなりました。

それどころか、母の夢を見なくなったし、母の動画も見れないし、母の写真も見ると辛かった。

思いだすのが辛すぎて、夢にも出てこなくなったのです。

結果、その夢も見なくなったのでしょうね。

「母ロス」は何年で立ち直れる?余命宣告から亡くなってからと、現在のわたし

母が亡くなって10年経った今、時々見るのは母が、ずっと「がん」のまま治療しながら生きている夢です。

「新しい薬が効いてるみたい」

「また新しい薬ができるみたい」

「ちょっとがんが小さくなったみたい」

「お父さんと旅行に行ってくる」

こういう良い夢を見る時もあれば

実家に行くと母が半分寝たきりになっていて、どんどんやせ細っていく。

それだけ弱っても今でも治療を頑張っているというような辛い夢を見るときもあります。

それでも、あのサムライの夢は全く見なくなりました。

なぜ「あの夢」を見なくなったのか

自分なりに考えてみると、あの頃の一番辛い出来事が、母の怪我だったのでしょう。

骨折もしていない、打ち身と切り傷だけの母の怪我。

それでも母親が怪我をするという出来事はショックすぎたのです。

その後、他にはほぼ、何もなく平和に過ごしていたので、次にあったショックな出来事である「がん」がその怪我を打ち消したのでしょう。

今はがんの夢しか見ないということはそういうことなんだと思います。

大事な人が交通事故にあったり、突然亡くなったりという夢は、その人を亡くす不安に耐えられるように耐性をつけるためだと言われていますが、長い間母が亡くなる準備をしていたんだろうなと思います。

 

母のことが誰より大切で、大好きだったからこそ、こういう夢を見ていたんだろうな。

 

亡くなって10年も経ったけど、なかなか悲しみはなくならない。

忘れられないんですね。

電話だけでもできたらいいなあと思うけどそれも無理。

もう1回だけランチしたいけど、それも無理。

ケーキ一緒に食べたいけどそれも無理。

会いたいなあ。

10年も我慢したんだから、せめて健康な母と遊びに行く夢でも見せてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA